ダイエットの思わぬ落とし穴!!坐骨神経痛・膝痛
2019.12.11
最近ダイエットに起因する坐骨神経痛と思われる症状で来院される方が急増中。
運動療法と食事制限により短期間(1?2か月)で5?10?の減量を成功させているケースで、長時間座るとおしりが痛くなったりしびれたり、立っていてもその症状が出たりと個人差はありますが、男女問わず起こっています。
これは短期間の急激な減量により脂肪も落ちますが、筋肉も運動していても一定量はおちてしまい臀部(おしり)の弾力が損なわれ坐骨と神経の間のクッション的役割をしていた脂肪と筋肉が薄くなり坐骨神経を圧迫してしまい、今回のような症状が現れていると考えられます。
膝痛も原因は同様でダイエットを必要とされる方々は平均的に上半身のウエイトもそれなりにあり、下半身への負担は大きいのですが徐々に体重増で鍛えられているため普段は大丈夫なんですが、ダイエットで先程同様に膝周辺や太もも周りの筋肉も減らしてしまい、結果として膝痛が起きるケースが多いようです。
どちらのケースもある程度時間をかければ身体が順応してきて、問題は起こりにくいでしょうが短期間での減量は思わぬ弊害を生んでしまうこともあるということを肝に銘じてダイエットに取り組んでください。
特に友人の結婚式出席、同窓会参加の前などは急ぎ過ぎる傾向があります。
ダイエットは計画的に!!