膝の痛みは膝に原因や問題あり?
最近、膝の痛みを訴えて来院される方が増えています。
原因は様々ですが、事故や外傷によるものではありません。
膝そのものの問題によって起こる痛みは、半月板損傷などによるもの、靭帯の損傷(内・外の側副靭帯、前・後十字靭帯)、関節包内の滑液や滑膜のトラブルなどがあります。
それとは別に、足首や股関節、骨盤などの問題が原因で起こるもの、また内臓などのトラブルにより起こるケースもあります。
先の膝そのものの原因であれば、病院での整形外科的な対症療法が必要なケースもあります。
当院では後の原因が膝そのものでない事例が多く、身体全体のバランスや動作をチェックしてカイロプラクティックなどの施術により、根治療法を目指します。
よって此のあたりの見極めがとても重要となり、問診には充分な時間を必要とします。
再発を起こさないためにも、患者さんの日常生活のくつろぎ方や「くせ」、仕事中の姿勢など多岐にわたり詳細に再現していただき、原因と問題点を見つけ出して、改善方法を提案します。
来院される方全員に予後の筋トレなどを提案するのは無理があり、現状の生活環境内を見直した上で、できる範囲のことをしていただきます。
それにより再発率はかなり減り患者さんのQOL(クオリティーオブライフ)は向上します。
来院したその日が楽になって帰っていただくことは重要ではありますが、何故そうなって、どうしたら良くなって、どのようにしたら再発しないかが私はもっとも重要と考えます。
膝に不安を抱えている方、普段から違和感がある方、屈伸運動する度にパキパキと音がして気になる方など、病院に行くほどでもないけどどうしたらよいか悩んでいるのでしたら、一度ご相談ください。