ギックリ腰のシーズン?!
もうすぐで11月になり、年末まであと僅かとなりました。
今の季節は暑くも寒くもなくとても快適な季節です。
しかしながらこの10月は来院される方の症状で腰のトラブル、なかでもギックリ腰が多かったです。
何故なんでしょうか?
快適な気候でスポーツにしろ、観光にしろアウトドアで身体を動かす機会も多いのに。
そんな皆さんの症状や生活習慣のお話を聴いていくと、ある共通点が見えてきます。
自分自身の身体の状態に鈍感になっていることです。
夏場の室内クーラーで冷え、外は暑く汗ダラダラ、冷たい飲み物にビールなどのアルコール、体力付けないとと高カロリーの食事の連続・・・など過酷な季節の疲れが身体に蓄積されて、その上知らないうちに体重増。
そこへ涼しくなり行動しやすくなり身体に疲れが蓄積されているにも関らず、自分では感じることができず、ゴルフやテニスなどスポーツやハイキング。
そして朝晩の気温の低下による就寝時の身体の冷えなどが重なり活動を開始する起床時に筋肉の痙攣、そうギックリ腰です。
骨の歪みや軟部組織による神経根障害のギックリ腰は意外と少なく、筋肉疲労の蓄積からちょっとしたきっかけの咳やくしゃみ、ほんの少しの無理な姿勢などで「ギクッ」と筋肉が痙攣を起こします。
予防はなんといっても「ストレッチ」。
溜まった疲労で硬く動き難くなった筋肉を活性化させるにはもってこいです。
入浴後が筋肉が温まり伸び縮みしやすく最善のタイミングですが、仕事の前後やハイキングやガーデニングなどの前後などにも行なうととても有効です。
スポーツの前後のアップ、ダウンは不可欠ですが、それすらしない方が多く見かけられます。
翌日の筋肉痛にも大きく影響を与えるアップ、ダウン。
ゴルフやテニス、バレーボールやバトミントンそしてウォーキング、ハイキングなどの後にするのは・・・と云われる方が多いですが、ほんの5分ほどの事で楽しい想いを翌日まで感じれるか、筋肉痛やギックリ腰で治療院に駆け込むはめになるかは皆さん次第です。
スポーツやアウトドアにはとても良い季節、どうか笑顔で過ごせますように!!