選挙も終わり新学期が始まりましたが、世間では新型インフルエンザがあちこちで流行っています。
皆様はその対策はどのようにされていますでしょうか？
当治療院でも不特定多数の方が出入りされることもあり、猛威が予想される寒くなる季節の前に、あれやこれやと知恵を絞っています。
ワクチンは数量的に考えても、我々はあてに出来ません。
まず、院内感染防止に向けて某メーカーのウィルスをやっつけてくれるだろうイオン発生器の導入。
これでキャリアの状態で来院されても、ウィルスの不活性化である程度の抑止になるのではないかと・・・ほのかな期待。
あとは、ドアノブやベッドなどの小まめな消毒の履行等など、何も対策をしないよりは僅かでも罹患率を抑えられると信じていますが。
そして何よりも自分自身がインフルエンザに罹らないよう、体調の維持が一番大切だと考えます。
摂生に努める上で大切な事は、日ごろからの適度の運動をすることや質の良い睡眠を心掛ける、中でも食事はとても重要となるでしょう。
そんな中先日、新聞で新型インフルエンザ予防に「マイタケ」の効果に注目、エキスでウィルス増殖抑制・・の見出し。
新型インフルエンザの予防と治療に、きのこの一種、マイタケが有効であることがわかってきたそうで、タミフル耐性の新種ウィルスに対しても効き目は変わらないと！
マイタケエキスがウィルスをやっつけるのではなく、そのエキスがマクロファージと呼ばれる免疫細胞を刺激してウィルスの増殖を抑える働きを助けるそうです。
漢方でも「麻黄（まおう）」や「桂皮（けいひ）」でマイタケとは抑える方法は異なりますがウィルス増殖抑制効果があるそうです。
ただこれらは薬剤ですので、それより手軽に手に入る「マイタケ」なら毎日の食卓で美味しくいただけます。
まだ実験段階ではあるものの、免疫の働きを活性化させ、予防の役目も果たす心強い存在になるのでは・・・。